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iQOS3 Multi 主にバッテリー周りのお話

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11/1 に LINE で iQOS3 の先行販売の案内が届いたので、どうせ購入するつもりだった iQOS3 Multi を発注。11/3 の AM に到着で、フィリップ・モリスジャパンこの辺は相変わらず優秀。11/15 の正式発売開始での混乱を抑えるための先行販売っぽいですが、先行販売の通知も一斉ではなく順次のようで、スムースに発送が進むように考慮してる感じですね。他の方の Blog でもすぐ届いた!という報告が多いみたいですし。

私は概ね 1 日 1 箱 iQOS を吸いますが、日中はお昼休みや休憩時間の限られた時間に連続で吸いたいので、2.4plus のホルダーを 2 本で回していました。2.4plus になってから 1 本当りの喫煙時間と充電時間が大体イーブンになって快適に運用できていましたが、稀にホルダーを 1 本忘れてきたり、充電エラーがあったりで、確実に連続で吸える iQOS3 Multi を買う気満々でした。自宅では古いポケットチャージャーも併用してたので、そっちに入れっぱなし、みたいな事もありましたね。ポケットチャージャーのバッテリーも寿命あるし、なぜかポケットチャージャーだけの販売無いので、2.4plus のポケットチャージャーの延命の為だったんですが。

で、届いた iQOS3 Multi ですが、サイズや重さは予想通り許容範囲内。glo はあの見た目の違和感がすごくて手を出す気にならなかったんですよね。吸い心地も違和感はなく、手持ちのホルダーと比較すると少しスムース過ぎる感じはしますが、これは今までのホルダーの新品を使い始めた時も同じだったので、馴染んでくると変わらないでしょうね。

iQOS3 Mutlti は 1 度の満充電で 10 本吸えるという仕様ですが、実際には 15 本吸えました。iQOS は若干スティックにバラツキがあって吸える時間が変わったりもする事と、バッテリーの劣化に対してのマージンが大きめの取られている感じです。これだとバッテリーの寿命に近づくまでは 10 本 +α は確実に吸えるので、余裕を持って 8-9 本吸ったら充電って必要はなさそう。インジケータも10本数と 1/4 を示す感じなので、これを目安にすれば十分な感じです。

充電端子は USB -C になりましたが、付属のACアダプタは従来通り 5V/2A 出力。実際には空になってからの充電でも 5V/0.7A 位しか食いません。PC の USBポートが USB 3 なら仕様上の給電能力は 0.9A なので仕様範囲内、USB 2 でも 0.8A 位までは大体マージンで出る( iPhone が大体この位で充電する記憶)し、今は充電仕様も加味されてもっと給電能力は高いのが普通なので、PC の USB ポートで充電しても PC 側に必要以上の負荷は掛からないし、充電時間が長くなる事も無さそう。1 日 10 本以上吸う人はモバイルバッテリーが必携になりますが、高出力タイプでなくても問題ないですね。まぁ今どきのモバイルバッテリーで 1 A 以上出ないのもないでしょうし。

付属の USB-C ケーブルは 28AWG/2C + 22AWG/2C なので、給電側 22AWG は USB 急速充電ケーブルにも良く使われる仕様で結構太めの芯線。AC アダプタも含めて余裕のあるスペックですが、まぁこれは iQOS3 と兼用なのでそっちの仕様に合わせているんでしょうね。携帯用には 100 円ショップの USB-C ケーブルでも問題ない感じです。

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後 iQOS3 Multi ってスティックの差込口に回転式のカバーがあって、これが閉じているとカバンやポケットの中で電源 ON になりません。スティックと取り出す際にキャップを引き上げて、戻る時に自動で閉まる仕組みですが、これが戻る勢いが良すぎると(というか自動で戻る勢いに任せると)自動で閉まりません。本体側の突起がキャップが戻る時にカバーを戻すスイッチを押すのですが、戻る速度が早すぎるとスイッチを押しきれないんでしょうね。少し指でアシストしてゆっくり目にキャップが戻るようにするとほぼ 100% 自動でカバーは閉まります。ご参考まで。

 

 

 

XF10 を 2 週間適当に使って

f:id:ando1967:20180909231338j:plainXF10 を入手してからほぼ2週間が経過しました。日々持ち歩きつつも仕事が遅い日はランチを撮影だけ、なんて事も珍しくないですが、飽きずに使ってます。

XF10 はフジフィルムのミラーレスエントリーモデルの流れを組むコンデジに近い UI ですが、そうではない X-T10 と併用する私でもさほど不満は感じません。基本絞り優先で使うのですが、絞りの設定がレンズのリングからシャッターボタンを取り巻くフロントコマンドダイヤルに移るだけですし、XC 50-230 を使う時は X-T10 でもリアコマンドダイヤルを使っているってのもあります。X-T10 でシャッタースピードダイヤルを回した事が数えるほどしかないですし。シャッター速度優先の人もこの辺の関係は同じなので、見た目を除けばそんなに違和感を感じる事はない気がします。あえて言うならば、電源を切った状態で絞り値やシャッタースピードを確認、設定しておけない事でしょうか。絞り値に関しては開放が可変の交換レンズは、事前設定できないですしねフジフィルムの場合。手持ちでも ZEISS の Touit だけです。

タッチパネルに関してはまず撮影後の画像の再生に便利。スマホと同じ操作で表示を拡大縮小したり、スワイプで前後に移動できるのは快適だし、動作も機敏です。拡大の度にリアコマンドダイヤルをガリガリ動かすのは耐久性的にも不安ですし。

撮影時も右側に表示されるショートカットは便利です。4 方向のスワイプはコツを掴むまでうまく反応してくれませんでしたが、センターから 4 方向に短いストロークで弾くように操作すれば OK。最初はフォーカスポイントが移動するだけで閉口していましたが、今は特に不満は感じません。これでいいのか、とは思いますが。

一方でまだ中途半端な感もあります。画像再生時には一覧に入るにはリアコマンドダイヤルの操作がいりますし、一覧でのスクロールも画像選択もできません。Quick Menu も非対応。通常の設定操作は今のままタッチ操作に対応すると誤操作多発しそうですし、その頻度を考えてもスティック操作で良いとは思いますが、どうにも直感的とは言えない部分が残ります。

機能面では Bluetooth 連携でのスマホへの常時転送はほぼ期待通りです。Bluetooth で制御するだけで実際の転送は無線 LAN ですからタイムラグはあるのですが、スマホ側で専用ソフトを起動しておけば気がつくと終わっています。XF10 側はバックグランドで動くし、転送中に電源ボタンを押せば見かけ上の電源オフになって転送を続けて、終了すれば完全に電源も切れます。FlashAir を使うのと大きく異なるのはこの点ですね。もちろんスマホとうまくリンクできなくて転送が溜まっている時もありますが、XF10 の電源を入れてしばし放っておけば自動で転送が始まるので、その時点で XF10 は電源ボタンを押してしまえば無駄にバッテリーを消費しません。散歩中なんかは割と電源入れっぱなしなんで、ほんと気がつくとスマホに転送終わってます。これだけで X70 ではなくて、XF10 にしてよかったなぁ、とつくづく思う部分ですね。

画質は基本的な所ですが Flicker に X-T10 + XF 18-55mm F2.8-4 との比較や作例も上げていますが( MADAO’s albums | Flickr )、フジフィルムにしては少しさっぱり目で、この辺は A シリーズと共通みたいですね、さりとてフジフィルムの画作りで有ることは間違いないし、Velvia も Classic Chrome も真違いなくフジフィルムの画作りです。センサーがベイヤーだからというよりは、少し万人向けに振っている印象です。レンズは X70 と共通だと思いますが、フレアも抑えられているし発色も解像もこれといった不満はなし。取り敢えず X-T10 用の手持ちのレンズより寄れるので、この点もありがたい所。

緑地だの公園だのに行くときに、X-T10 には XC 50-230mm 付けっぱにして、ワイド側は大体 XF10 にまかせても良くなったのは大体目論見通りです。色鮮やかな花を見かけるとつい ZEISS Touit 32mm に浮気しますが、色味もボケかたも XF10 とはまったく異なるので、どちらが好きって訳でもないですけどね。

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結局ご飯ばっかり撮ってますねw



 

XF10 に MAGFILTER を使って保護フィルターを

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XF10 は薄さを含めてコンパクトさが魅力の1つですが、やはりレンズ剥き出しだとソフトケースに入れておくのも怖いので、保護フィルターを付けることにしました。付属のレンズキャップも薄いのですが、コンデジにはやっぱり煩わしい。既に Yuu 氏の Blog でソニーの RX100 用の純正オプションが使い回せることは判明しているのですが、それだと面白くないのでもう 1 つの選択肢であろう MAGFILTER を試してみることに。フィルター径が 52mm を選びましたが、これは単に X-T10 の常用になっている Touit 32mm/F1.8 と合わせておいたほうが後々便利かな、というだけです。

富士フイルム XF10にフィルターを付ける方法 ( filter) | LifeStyle STANDARD

レンズ側にスチールのプレートを貼付け、そこに磁力でアダプターが付くタイプの製品ですが、仕様を確認する限り XF10 にも問題なく付きそう。とっとと発注して取り付けてみた所、問題なくプレートは貼付け可能で、アダプター側も干渉しません。ここまで確認した上で、レンズ端からの出っ張りが1.7mmという超薄枠の RANGERS というブランドの保護フィルターを買ってみました。

Rangers 薄枠設計 52mm UVレンズフィルター 1.7mm超薄型 20層マルチコート ドイツショット光学ガラス RA074

この製品を買った理由はもう 1 つ有って、ゴールドのラインが入っている事。MAGFILTER がブラックとレッドのツートンなので、アクセントが入るならレッドかボディカラーと同じゴールドが良いなぁ、と思っていたので、この思惑にもハマりました。最もこの製品に色の選択肢が有るわけではないので、たまたまなんですけどね。

結果は悪くありません。少しでも厚みを抑えたかったので個人的に大正解。光学性能は何とも言えないのですが、そもそも MAGFILER がさっと外せるので、気になる時は外してしまえばいいだけ。 湯気が立つような食べ物を撮る時も安心ですしね w。

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泣く子も黙る王将の餃子、活きが良すぎて油が飛んできても保護フィルターが有れば XF10 でも安心!

結果フィルター端からの奥行きは 49mm 位になってしまったのですが、安心感は格段にました感じです。個人的には見た目もそう悪くはないなぁ、と。レンズ周囲の文字がほぼ見えなくなるのは寂しいですけども。

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残念ながら FUJINON も文字も見えなくなってしまいますがね…

 

フジフィルムの APS-C コンデジ、XF10 を買いました

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珍しく予約でデジカメを買いました。フジフィルム XF10。

X-T10 とか X-M1 とか XF1 とか S1 とか、今までもフジフィルムばかりだったんですが、音がビンボ症でほぼ新品を含めてオクやら何やらで安く買い叩いていたw のですが、珍しく新品で。

この春位から週末は X-T10 を抱えて写真を撮りに行くことが多くなり、X-T10 にテレ側、X-M1 にワイド側の分担させてみたりもしたのですが、ミラーレスでも 2 台抱えて動きわまるのは面倒だし、さりとて頻繁なレンズ交換も面倒。XF 18-55mm は持ってるんですが、そのうち買うつもりだったワイド側の単焦点レンズの代わりにと、センサー大きめのコンデジを物色していた所に XF10 の発表がありました。手持ちの XF1 でも良かったんですが、近所の緑地に入ると昼間で結構暗いので、センサーサイズの限界を感じてですね。※新しいの欲しかったんだよ!

X70 の中古も検討しましたが、XF10 の発表で(めんどくさいフジフィルムマニア需要の高まりで)中古相場が地味に上がった感じだったり、X-A5 や X-T100 の評判を見る限り X-Trans CMOS にそこまで拘らなくても良いやと思ったこと、知人の manon 氏が適価で X-M1 と XF1 を引き取ってくれて予算も確保できた事で、XF10 に走った感じです。

何時もなら実機レビューが走ってから購入を検討するのですが、XF10 に限れば「光学系は X70 を継承」「センサーや回路系は X-A5 や X-T100 で実証済」と、新製品とはいえ案外コンサバな製品なので、画質は大丈夫だろうという認識もあり、Yahoo!ショッピングのポイントアップタイミングを狙って予約。3年の自然故障保証が付いて、ポイント分さっぴくと 51000円台。ライターだった一昔前なら記事化して元を取るとかできた訳ですが、今はそんな事もできないのでセコイですよ、ええ。

後 X70 ではなく XF10 に傾いた大きな理由が Bluetooth を使ったスマホ連携。電源 ON の間は Bluetoothスマホと常時接続し、撮影するとスマホに通知し、自動で WiFi 接続して画像を転送。転送自体はバックグランドで行うし、XF10 の電源を切っても転送は継続、また転送自体は WiFi で行うので、最大解像度のままでも実用速度が出そうです。X-T10 でも X-M1 でも出先で WiFi での転送は結構使っていて個人的に実用レベルなのと便利な事は実証済。スマホの取得している位置情報も同期できるし、日々身につけて使うには X70 に対しての大きなアドバンテージだと思いました。

発売日発送のショップだったので、発売日翌日に受取。腰にぶら下げるためのハードケースや、フィルターを付けるための MagFilter なんかも購入済です。レビューも含めて追々記事化していきます。

4回目くらいの Blog 開設ですが、今度はどれだけ続くかなぁ…。